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2010.9.28 エルミタージュ再訪
8月31日、パリ、 リオン駅をTGVで出発してヴァランスTGV駅まで行きそこからバスに乗り換えヴァランス ヴィル駅まで、在来線のリオン行きに乗り換えて次ぎの停車駅がようやくタン レルミタージュです。乗り換えが結構面倒なので今度はリオンまで行き、そこから在来線で南下しようかな!と思いました。電車を降りると目の前にHermitageの斜面畑が広がっています。
 
ローヌ河のすぐ後ろにそびえ立つ急斜面の段々畑は、とても見ごたえのある風景です。
エルミタージュの土質はリヨン県あたりから続く花崗岩がベース、丘の斜面はいくつかの区画に細分されています。
各区画畑も表面近くの土質は、石灰岩、粘土、火打ち石などで、表面も大きい石や小さい石、小石だらけの所や赤い土とバラエティーに富んでます。丘の南側は急斜面が多く、畑を突っ切って頂上まで登るのも結構大変だな!といつも思います、畑仕事や摘み取りなんかはきっと重労働ですよね。

丘の南斜面の一番標高の高い所にある区画畑、Le Gros des Vignes,ここのすぐ上に昔のシャペル(礼拝堂)があります。このシャペルは今でもジャブレ家の持ち物なのでしょうか?
この区画畑よりやや東にL,Hermiteがあり標高240M位、その左下にはLe Bessardがあり、その下がLes Greffieuxという区画畑、この3つの区画畑は良質のワインが出来るので有名です。
起伏に富んだそれぞれの畑には、地中海性のミクロ クリマが微妙に影響を与えています。
エルミタージュのワインは伝統的にそれぞれの区画畑のワインをブレンドし、より完成度の高いワインを造り出していますが、最近、単一の区画畑だけで畑の個性を前面に出したワインを生産する造り手も現れています。シャプティエ社がその代表だと思います。
同じ北部ローヌワインのコート ロティでは以前から単一区画畑のワインを販売して、成功をおさめている生産者が多く存在していますが、エルミタージュもその流れが来ているようです。ブルゴーニュ ワインのようなテロワールを表現するかのようなワイン造りに、北部ローヌ ワインの生産者も移行してきているんだなと思います。
栽培されているぶどうは、白ワイン用にルーサンヌとマルサンヌ、赤ワイン用にはシラー。白ワイン、赤ワイン、それにヴァン ド パイユというぶどうを乾燥させ糖分を高めて造る甘口白ワインの生産がAOCで認められています。
タン レルミタージュの小さな駅を出て駅前通りアヴェニュ デュ ドクトゥール ポール デュランを歩いていきますと、途中、左手にシャプティエ社がありワインを買えるブティックも併設してますので、一見の価値ありです。ワインを一本でも買えばテースティングさせてもらえると思います!
タン レルミタージュのメインストリートに突き当たったら左折して直進すると、左手にローヌ河に架かるポン マルク セガンという大きな木の橋がありますので、その橋を渡ります。結構橋が老朽化してますので高所恐怖症の人は下を見ないほうが良いと思います!橋の床は隙間だらけなのでマジに怖いですよ。橋を渡りきるとトゥールノンの街に到着します。ここトゥールノンはACサン ジョセフを生産する場所になり、その最高の畑がトゥールノンの急斜面にあります。
この街にあるシャトー ド トゥールノンから対岸のエルミタージュをみる風景は最高!

ポン マルク セガンの道を挟んで斜め前に、僕が以前お世話になっていたホテル レストラン
LE CHATEAU(12 Quai Marc Seguin 07330Tournon Sur Rhone
Tel 33 4 75 08 60 22)があります。
グラさん親子が経営する素敵なオーベルジュで、アルデッシュ県やドローム県のスペシャリティなどが堪能できます。部屋から望む対岸のエルミタージュの風景は、とてもすばらしくて心を癒されます。こちらに旅行されたらば是非このオーベルジュに滞在して下さいね!
  
パリを離れ一泊二日の小旅行でした。
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